日本ヴィクトリック株式会社
創立95年を迎えた上下水道から各種プラントまで、高い信頼を得るパイプ継ぎ手の専門メーカー
東日本大震災を契機として、水道をはじめ、あらゆるパイプラインの耐震性強化が全国的に緊急の課題とされています。パイプラインに於ける耐震化の要となるのが、伸縮可とう継手であり、この分野一筋に当社が昭和四年の創業以来、研究と多大な実績を重ねている中、今般、又更なる新技術を産み出しました。 先の震災では液状化現象の影響で、管路上に想定を遥かに超える大きな伸び変位が生じ、被害を増大させた点に注目し、伸縮可とう継手の伸び吸収性能を、従来品の約10倍、1m以上の伸びを吸収する大伸長型の性能とし、且つ、その機構をコンパクトに収納することに成功しました。然も、管路に余分な力を与えずに動ける二重管型式の伸縮可とう継手一番の特長をそのまま生かす、画期的な技術です。
製品・技術紹介
地震や災害からライフラインを守る伸縮可とう管や耐震補強継手
阪神淡路大震災・東日本大震災・熊本地震・北海道胆振東部地震のような大震災がいつ来てもおかしくない状況の地震国日本において、高い耐震性能で上下水道を守る伸縮可とう管や耐震補強継手を提供しています。国土強靭化政策の下、大きな課題となっているインフラ老朽化に対応し、当社は不断水で耐震補強できるリペアー工法を持っており、大震災における有効性に高い評価を受けています。更なる高性能化をとのお客様のニーズに応えるべく日々、改良・改善・開発を推進しています。
先進技術で地震時のインフラを監視します
製品は、地中に埋設することが多い事から、製品の挙動を監視し、見える化できる変位計層装置ヴィクセンサーIIを開発し、「第一回インフラメンテナンス大賞」の厚生労働省部門の優秀賞も受賞しました。更に、IOT(情報通信技術)とセンシング技術をもとにデータサービスのクラウド(VICクラウド)の実用化にも成功しました。
企業案内
「顧客満足」を第一に推進中の神戸工場「お客様感動作戦」プロジェクトに加え、3社合同DX化「お客様感動作戦」プロジェクト、営業部「お客様感動作戦」プロジェクトを新たに発足、社員全員参加でお客様と社員が感動できる取り組みをしています。