株式会社山本電機製作所
空調管理に欠かせない「微差圧計」で国内シェアナンバー1
微差圧計測とシステム制御技術を柱とした高い開発力
当社は微差圧計測とシステム制御の分野において、業界の先端を行く開発力を持った企業として国内外で広く認められています。当社の微差圧計は「MANOSTAR(マノスター)」と呼ばれ、国内では微差圧計の代名詞となっているほどのシェアを誇ります。
昨今ではM＆Aや大学との連携による技術の拡大、新しい分野への参入を目指しています。中でも水素分野での開発に力を入れており、世界的にも例を見ない超電導技術を利用した液化水素のレベルセンサを神戸大学と共同で開発しました。現在、来るべき水素社会に向けて水素漏れセンサなど様々な水素関連製品の開発を進めています。
製品・技術紹介
産学連携を通じて最先端の技術を取り入れ、革新的な開発を推進しています。
極超低圧レンジ10Pa「QDP33」
デジタル微差圧計QDP33は、東北大学との共同研究により開発したMEMSを搭載し、30mm×30mmと業界最小サイズ。高応答・高精度であり、ULやCEマーキングにも対応。クリーンルームや半導体製造設備のほか、CDCガイドラインに準拠した医療現場感染対策の陰圧(‐2.5Pa)監視にも使用可能です。
国際宇宙ステーション用差圧センサ（開発中）
月周回有人拠点居住棟（Gateway I-HAB）に搭載予定のCO2除去装置および有害ガス除去装置に使用する差圧センサの開発に着手しました。
超電導式液化水素レベルセンサ
MgB2線という超電導材を使用した全く新しいタイプの水素レベルセンサで、液相部と気相部の電気抵抗値の差を計測することで液面の高さを割り出します。高い精度と応答性を誇り 、モビリティタンクのように変化のある液面にも対応することが可能な唯一の水素レベルセンサです。
22レンジを取り揃えた超ベストセラー機。
取付方法やアクセサリなどのオプション品も豊富です。
ガスタービンエンジン起動時、十分なタービン出力が得られるまで本器がエンジンを回転させます。
極超低圧レンジ（10Pa）もラインナップしています。
企業案内
IOT普及による半導体市場の拡大を想定し、新技術「微小電気機械システム(MEMS)」を使用したデジタル微差圧計「QDP33」を開発。さらに、航空宇宙関連機器や水素関連機器など異なる分野への進出も視野に市場開拓に向けた研究開発・製品づくりに会社一丸となって取り組んでいます。
