タガミシール株式会社

多品種少量生産に適した「送り焼き」で大口径、高品質、短納期を実現

当社が得意とする「送り焼き」とは、ゴムシール材の製造方法の1種です。プレス圧縮成型した短い材料の両端が未加硫のものを必要数量製作し、未加硫部分を加硫していくことで、注文の寸法までつなぐという製法です。このため、量産に適した金型成型と比較して、製品寸法を自在に調整でき、多品種少量生産に適しています。押し出し接着品や焼き継ぎ製品に比べ、繋ぎ目部分が分かりにくく、汎用金型成型品に比べても性能は劣りません。同業他社では金型成型を中心とする会社が多く、熟練作業者を必要とすることもあって、「送り焼き」を中心とする会社は少数です。押し出し接着品や焼き継ぎ製品に比べ、繋ぎ目の部分が分かりにくい「送り焼き」汎用金型成型品に比べ性能が劣るという事はありません。また、金型成型品の為、JIS 規格相当品となります。弊社所有保有の金型を使用した場合、金型を作る必要はなく、少ロットの製品ならば低コストで製作可能です。他にも押し出し成型・一般金型成型で製作が困難な形状の波状のリングベルト等も製作可能です。