大和化成グループ
「めざせグローバルニッチ!」を挑戦テーマに独自製品を開発
大和化成グループの技術の中核を担う大和化成研究所では、金属表面処理、無機化学、有機合成化学など多彩な分野で研究開発を行っています。
持続可能な社会の実現に貢献するため、ノンシアン銀めっき液 ダインシルバープロセス、非亜硝系 VERZONE®気化性防錆剤シリーズなどの環境調和型製品や、反応型紫外線吸収剤 DAINSORB®を開発。各種半導体製品や自動車部品の生産工程に使用され、ニッチ市場ながら高いシェアを獲得しています。また、東南アジア諸国を中心に海外での営業活動を展開、グローバル事業も強化しています。
創業当初から、三創 (草創・独創・共創)の精神を掲げ、社員一人一人がまだ世の中にない製品を創ることにチャレンジし続けています。
製品・技術紹介
環境調和型 ノンシアン銀めっき ダインシルバープロセス
1989年に世界で初めてシアン化合物を一切使用しない ノンシアン銀めっき液の開発、工業化に成功。以降、数々の改良や新製品の開発を重ね、現在では半導体部品や、半導体製造装置、重電部材など様々な分野の生産プロセスに採用されています。
ユーザーや周辺環境に安心・安全を届けるとともに、ノンシアン銀めっきならではの様々な特性 (pH・使用温度・対象素材 etc…)を生かした各種生産プロセスをご提案します。
VERZONE® 気化性防錆剤シリーズ
非亜硝系のVERZONE気化性防錆剤シリーズは、人体・周辺環境に有害な亜硝酸系の薬品を使用せず、かつ対象の素材周辺に置いておくだけで気化した有効成分が機能するため、油などを使用せず素材の錆びを防ぎます。
また、防錆剤分野のスタッフ全員が防錆管理士の資格を持ち、ユーザーのニーズに的確に応えられるよう体制を整えています。
反応型紫外線吸収剤 DAINSORB®シリーズ
有機合成の基礎技術から生まれた反応型紫外線吸収剤は、眼鏡のレンズや自動車の窓ガラスなど、私たちの眼には直接見えない身近なところで使用されています。
企業案内
日々の研究開発に加え、グループの製造拠点、物流拠点の再編による生産体制の強化、また近年のサプライチェーンの激しい変化、グローバル化に追随すべく、東南アジアを中心に海外ネットワークの強化に取り組んでいます。
「エコ」「ニッチ」「グローバル」の事業戦略キーワードを掲げ、さらなるグループの発展を目指します。